自律神経失調の症状である吐き気や肩こり、頭痛を伴う事が多く、特に女性は、春の冷えや生理不順でホルモンバランスが崩れると血圧調整機能が低下し、一時的な脳の虚血による目眩がおこる事も分かっています。自律神経をセルフケアで整える方法はたくさん紹介されていますし、休養や入浴、睡眠の質を高め、意識してリラックスに努めることは、勿論大切です。ただ、すぐにデリケートな神経のバランスを効果的に改善するのは、なかなか難しいもの、そこで、平衡器官や小脳を鍛えて、平衡感覚を養うのは、目眩を改善する手っ取り早い対処ポイントです。目眩は、具体的に左右からの平衡感覚の信号が、偏って伝わることで起きます。フィギアスケーターはその誤差を小脳で補う力が鍛えられているため、激しい回転でも目が回らないと言われています。平衡感覚は簡単な方法で養う事が出来るので、次回紹介しますね。