眼病専門家による漢方ブログ
2020.11.11健康情報

緑内障漢方薬

緑内障と眼圧。眼の中に血液の代わりとなって栄養等運ぶ房水が流れています。房水は毛様体で作られショレム管から排出されます。眼球そのものは柔らかいものなので、球体を保つには内部から外部に向かう一定の力が必要である。それが眼圧です。ボールに例えると空気がそうです。空気圧により固さが左右されます。眼球では眼球内を流れる房水の量が眼圧を左右しています。眼圧の正常値は10~21です。それを超えると高眼圧です。眼圧が高くなるのは、何かの原因で房水の産生と排出がアンバランスになるためです。緑内障の視神経の異常では、視神経が壊された状態になります。高眼圧緑内障では視神経が委縮します。また眼圧正常値でも視神経が圧力に耐えられない場合に視神経の異常が起きるとされています。

緑内障には多くの病型があります。特に正常眼圧緑内障が日本人に多いことが分かっています。正常値21以下なら心配ないというわけでもありません。視神経乳頭の陥没の状態や視野障害の状態を加味して判断する必要があります。眼圧は季節や時間帯によって変動します。緑内障の人は特にその変動の幅が大きい事が知られています。特に強度の近視の人が眼を酷使して、眼球が疲労して、硬くなると眼球内の血液の流れ水の流れが悪くなります。眼は消耗品、使えば使うほど疲労します。労わりながら眼を休める時間、睡眠時間を多くとり、ストレスを溜めないように気を付けてください。
眼病治療・眼病予防専門の大阪府堺市の眼病専門の薬品店 『三共漢方薬品』
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