1.血管の、内膜を覆っている血管内皮が、何らかの理由で傷つけられると、白血球の一種であるマクロファージが、内膜に染み込んだ血液に含まれるコレステロールをどんどん取り込んでアテロームを作ります。

2.さらに傷ついた部分を補修するために、血液を凝固させる働きの血小板が付着して、さらに内膜が肥厚します。

3.アテロームが大きくなると表面の膜が薄くなって破れることもあります。破れると血栓が作られ、これを繰り返し動脈硬化が進み、血管が狭くなって血流が滞ったり、閉塞したりします。